《内科》
不調を感じた時に最初に行き、一番多くかかる機会があるのが内科です。
同性愛や性別違和などについての正確な情報を知って下さい。
専門科への紹介もなるべくLGBTQ+フレンドリー病院を紹介して下さい。
患者さんへ相談窓口の紹介もお願いいたします。
《産婦人科・婦人科》
性別違和を抱えていると「生理」があることが苦しさになります。学生だとなかなか婦人科に通院できなかったり、大人でも検査に行くことに困難を感じます。一人で待てる空間を仕切りで作ったり、検査方法などの相談に柔軟にのって下さい。
同性同士のカップルの出産にご協力とご理解をお願いいたします。
《泌尿器科》
デリケートな話をするため、信頼が必要です。病気の回復のためにも症状や感染経路など詳しく話す必要がありますが、否定されることが怖くて本当のことが言えない人も多いです。
LGBTQ+についての正確な知識を付け、偏見のない診察をして下さい。
診察室にレインボーグッズなどを置いて安心感をアピールして下さい。
《精神科・メンタルヘルス》
セクシュアルマイノリティの人は、そうでない人の3~7倍のメンタル不調を抱えやすい状況にあります。
精神科の医師に身体の症状に加えて「性別の悩み」を伝えると「性別のことは他で診てもらって…」と言われることが多いです。
しかし、専門のジェンダークリニックは日本には少なく地域差もあり簡単にアクセスすることが難しいです。
現状を良く知り、自分で診ることができない場合、必ず相談窓口を紹介し、わたしたちに繋いでください。
《入院》
同性のカップルが家族として扱われず、看病どころか手術の同意や看取りができなかったことがあります。
例えば、パートナシップ制度などに登録している場合としていない場合によっての対応の違いはありますか?
戸籍の性別未変更のトランスジェンダーは、自認の性別での入院が許可されない場合があります。
むやみに個室での入院を促されることが多いですが、本人の希望でなく個室へ入院させる場合は、差額ベッド代は徴収されないことになっています。
ここに記載したものだけではなく、受付や診察券や保険証・問診票の性別表記、入院や手術の際の課題などなど、多くの医療受診へのハードルがあります。
まず、現状を知り医療従事者のみなさんができることから実施していただけますと助かります。
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