VISION!
for Transgender

LGBTQ+(特にTG)患者と
医療機関の課題解決

わたしたちの活動

 わたしたちは、LGBTQ+(特にトランスジェンダー・ノンバイナリー・Xジェンダー)患者が「性別」を理由とする様々な事情で、医療機関を受診しにくい現状を解決するために結成致しました。
 今までに医療従事者の方々にLGBTQ+の抱える困難事例を知って頂いたり、LGBTQ+フレンドリーバッジの着用、対応ガイドの配布にて少しずつではありますが、理解のある病院・医師・看護師・助産師・精神保健福祉士・介護福祉士・養護教諭・医学生・看護学生の皆さんと協力体制を作ることができました。
 今後も歩みを止めず、LGBTQ+患者の医療へのアクセス改善のために、更に多くの医療機関・医療従事者の方へご協力をしていただけるよう努力してまいります。
 LGBTQ+当事者の方の健康を守るための一つとして、ご利用いただけたら幸いです。

ストレスなく受診する
アイデア

医師・医療スタッフに話しにくいことは「メモ」に書いて見せる
特にトランスジェンダーは、性別に関することの説明を求められることが、しばしばあります。
言葉に出しにくいことは、”「メモ」に書いて見せる”方法が効果的です。
保険証では、通称名使用と性別裏面表記ができます。
国民健康保険なら、自治体窓口へ行き手続きを。社会保険なら、組合健保か協会けんぽへ直接連絡し(会社を通さなくてもできます)手続きを行ってください。多くの場合、病院の受付で、説明せずに受診へと進めます。
自分と相性が合う医師を探す!
日本ではまだ数える程度しかジェンダークリニックはありません。しかし、身近に1人でも、良き理解者のDr.がいることで、相談しながら安心して生きていくことは可能です。根気強く、探してみましょう。
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医療の場でLGBTQ+患者の置かれている状況

『LGBTQ+当事者の8割が医療・福祉の利用に「困難」を抱えている』
    認定NPO法人 ReBitの調査(2023年3月22日発表)

福祉サービス利用の際に、担当者の無理解・ハラスメントの困難を受けた…78.6%
医療サービスを受ける際、安心して話すことができない…81.3%
このように、LGBTQ+当事者は安心して診てくれるDr.や理解のある病院を探すことが難しく、具合が悪くても我慢して挙句の果てには手遅れになってしまう現状もあります。
どんな困難を感じているのか?改善できる点はどこか?などをみなさんそれぞれの病院で考えていただけると有難いです。
受診へのハードルを少しでも下げ、手を差し伸べていただければ幸いです。

どんなことに困っているの?

      《内科》
不調を感じた時に最初に行き、一番多くかかる機会があるのが内科です。
同性愛や性別違和などについての正確な情報を知って下さい。
専門科への紹介もなるべくLGBTQ+フレンドリー病院を紹介して下さい。

患者さんへ相談窓口の紹介もお願いいたします。

      《産婦人科・婦人科》
性別違和を抱えていると「生理」があることが苦しさになります。学生だとなかなか婦人科に通院できなかったり、大人でも検査に行くことに困難を感じます。一人で待てる空間を仕切りで作ったり、検査方法などの相談に柔軟にのって下さい。
同性同士のカップルの出産にご協力とご理解をお願いいたします。
     《泌尿器科》
デリケートな話をするため、信頼が必要です。病気の回復のためにも症状や感染経路など詳しく話す必要がありますが、否定されることが怖くて本当のことが言えない人も多いです。
LGBTQ+についての正確な知識を付け、偏見のない診察をして下さい。
診察室にレインボーグッズなどを置いて安心感をアピールして下さい。

  《精神科・メンタルヘルス》
セクシュアルマイノリティの人は、そうでない人の3~7倍のメンタル不調を抱えやすい状況にあります。
精神科の医師に身体の症状に加えて「性別の悩み」を伝えると「性別のことは他で診てもらって…」と言われることが多いです。
しかし、専門のジェンダークリニックは日本には少なく地域差もあり簡単にアクセスすることが難しいです。

現状を良く知り、自分で診ることができない場合、必ず相談窓口を紹介し、わたしたちに繋いでください。
         《入院》
同性のカップルが家族として扱われず、看病どころか手術の同意や看取りができなかったことがあります。
例えば、パートナシップ制度などに登録している場合としていない場合によっての対応の違いはありますか?

戸籍の性別未変更のトランスジェンダーは、自認の性別での入院が許可されない場合があります。
むやみに個室での入院を促されることが多いですが、本人の希望でなく個室へ入院させる場合は、差額ベッド代は徴収されないことになっています。

ここに記載したものだけではなく、受付や診察券や保険証・問診票の性別表記、入院や手術の際の課題などなど、多くの医療受診へのハードルがあります。
まず、現状を知り医療従事者のみなさんができることから実施していただけますと助かります。
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PROJECT Vol.1

   《研修・勉強会》
医療機関・医療系学校・養護教諭・各医療系学会…のみなさんと、セクシュアルマイノリティへの医療についての配慮事項・診察時の注意事項・LGBTQ+フレンドリー病院になるために必要なことなどのお話し、グループワーク込みで学びます
研修後には、ご希望の方に、当会オリジナルレインボーバッジ・ステッカー・対応ガイドをお渡ししています。
(数量が多い場合は、1セット¥100)


仕事時に白衣やユニフォームに付けていただけるとLGBTQ+当事者は安心して受診できます。

対応ガイド
セクシュアルマイノリティを表わす言葉の説明
●どんな困難があるの?
●どんな配慮が必要なの?
●アウティングに関する注意!!
●みなさんにお願いしたいこと
LGBTQ+フレンドリーバッジ
●ぜひ、白衣やユニフォームに付けて働いて下さい
●セクシュアルマイノリティ患者が安心して受診でき
 ます
LGBTQ+
フレンドリーステッカー
●パソコンや身の回りのものにつけて理解者であるこ
 とを伝えて下さい
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PROJECT Vol.2

LGBTQ+フレンドリー病院・薬局の開拓
セクシュアルマイノリティの人が安心して受診できる理解のある病院やDr.&スタッフ/薬局/あらゆる医療機関を探しています。
病院/薬局/医療機関のHPにレインボーマークの表示をお願いします。

PROJECT Vol.3

《安心して受診できる医療機関や医師の紹介》
 利用したい科によっても地域によってもセクシュアルマイノリティへの配慮の意識のある医師や病院や医療従事者は、まだまだ少ないのが現状です。その中でもできる限り、皆さんに必要な医療機関の情報をお伝えできたら…と考えています。
また、ジェンダークリニックも日本には数えるほどしかありません。どうしたら良いか。一緒に考えられたらと思っています。
  ※お問い合わせフォームよりご連絡ください。

PROJECT Vol.4
       《レインボーツリー相談室》

埼玉県草加市内でリアルな対面相談・zoomによる相談を月1回行っています。
2024年4月からは、第1水曜日になります。4月12日(水)1部2部ともあいております。
下記のお問合せフォームよりお申し込みください。 

PROJECT Vol.6  
                  『SOGEIに関する Happy Born Project』 

セクシュアルマイノリティーの子どもが生まれる可能性を想定しておきましょう
 性別違和を感じ始める年代は、『ものごころついたときから…』と言う人が思いのほか多い傾向にあります。服装やおもちゃ・遊びなど、子ども時代に出生時の性別とは異なるものを好んだとしても、決しておかしいことではありません。嫌がるものを着せたり、強制しようとするとかえって生育に影響が出る可能性があります。
 また、同性に心惹かれたり、恋愛感情を抱かなくても全くおかしいことではありません。
 セクシュアルマイノリティであることで不利益を被るなら、その社会こそに問題があります。
 その子の幸せを実現できるようどんな子供であっても、どうか長い目で見守ってあげて下さい。

※現在プロジェクトチームにて、ママ・パパ用リーフレットとプレママ・プレパパ講師の助産師さんへのリーフレットを準備しています。

セクシュアルマイノリティの相談窓口の紹介

よりそいホットライン
24時間365日
セクシュアルマイノリティ当事者もその家族も「そうかな…?と思っている人も相談できます。
同性愛・性別違和などのお悩み…
フリーダイヤルにかけガイダンスが流れたら、4を押してください。

困りごと情報提供
SNS相談
チャットでの相談です。
HPから、メールの送信をし相談へ繋がります。
相談内容は、24時間書き込めますが、リアルにやり取りできる日は、水・金・日の16:00~22:00です。
   https://comarigoto.jp
つながるにじいろonライン
相談者と相談員の相談はもちろん、相談員がファシリテーターになり、相談者同士もアバターで参加できるオンライン交流会も人気!悩んでいるのは、一人だけじゃないですよ。
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スタッフ紹介

代表:岩井紀穂
ものごころついた頃から「どうして男じゃないのだろう…」と性別に対し、違和感だらけの子ども時代を過ごすが、幸いなことに両親には一度も「女の子らしくしなさい!」などと言われたことがない、ラッキーなトランジェンダー。
大人になるにつれ、悩みも深くなったが色んな人のサポートのおかげでここまで来れている。自分らしく生きている!
心理士:TAE
精神疾患を抱える方々を医療機関で長年支えてきた心理士さん。代表である岩井紀穂の命の恩人でもある。
LGBTQ+/SOGIEについても詳しく多面的に必要なサポートをしてくれる人。相談者の話を聴き、肯定的に受容し伴走してくれる貴重な人。
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お問い合わせ

当団体への研修・講演依頼やご質問は、こちらからお願い致します。
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